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あたしなりの合掌

2つの原爆記念日が過ぎました。
そしてもうすぐ終戦記念日がやってきます。
「戦争を知らない子供たち」の一人であるあたしです。
難しいことはわかりません。歴史の授業、ちょっと苦手でした。
が、この季節になると、あたしなりに感じること、思うことはあるのです。
国のために尽力した人々、招集されて戦地で命を落とした人々、今も生きているその人たちの家族の事。
詳しいことはわからないけど、疑いもなく、日本が歩んできた歴史の中で生きた人々なのです。

あたしが初めてアメリカへ行ったのは、大学3回生の夏でした。
ホームステイ先のお隣に住んでいる、真っ赤なワンピースを着て、真っ赤な口紅を塗った、白髪のおばあさんと出会いました。
あたしの目には「ドギツイ」おばあさんだったのですが、たどたどしい英語を話すあたしと、一生懸命に会話をしてくださいました。
小さなガラスの筒に、米粒7つで作った七福神が納められたものをお土産に持っていました。
「この神様たちが、幸せを運んでくれますよ」といって、おばあさんに渡しました。
おばあさんの目から、急に涙がボロボロと溢れ出しました。
「昔の戦争で、アメリカはあなたの国に、原爆によるとんでもない被害を及ぼしました。私は、日本人と知り合うことがあるとは夢にも思わなかったけれど、こうしてあなたに出会えてとても嬉しい。そして、原爆を落としたことを、心から謝りたいと思います。」
こう言って、力強く抱きしめられました。

スイス人の友達がいます。
ヤツが日本にやって来た時に、一緒に広島へ行き、原爆記念館を訪れました。
あたしにとっても、初めての記念館でした。
それまでにもテレビを通して、いろいろな遺物を見たことはありましたが、現物を目の前にすると、なんとも複雑な思いになりました。
記念館を出たとき、ヤツの目も顔も、真っ赤になっていました。
いつもおしゃべりのヤツが言葉を失い、その日はずっとふさぎこんでいました。
「俺は、一度は見ておくべきものを今日見てしまった。一生忘れないし、忘れてはならないことだ。」
10年以上も前のことですが、今でもヤツは、日本での一番の思い出が原爆記念館だと言います。
平和なスイスとはいえ、兵役義務がある国なので、何か感じたものがあったのでしょう。

あたしは、とにかく難しい歴史については、よくわかりません。
ただ夏がくると、アメリカ人のおばあさんと、スイス人の友達の言葉を思い出します。
そして、この外国人たちの、この原爆への思いを受け止め、亡くなった方々のために静かに手を合わせる、そんな日本人でありたいと思います。
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2006-08

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★さっち★

Author:★さっち★
京都のさっちでございます。
おなじみ「ピンクのぶた」!
幸せのおすそ分け、したりされたり・・・
という思いで、昔と同じ
【Glucksschewein】です。

 

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