Latest Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

コメディのすすめ

「泥棒役者」というお芝居を見てきました。
ドタバタ有り、ちょっと胸キュンありのコメディです。

泥棒と、泥棒が忍び込んだ家の主である童話作家、作品を受け取りにきた編集者、たまたまその家にやってきたセールスマン、借金の取り立てにきた男。
これらの登場人物が、勘違いに勘違いを重ねていきます。
泥棒のことを編集者と思い込んだり、童話作家と思い込んだり。
泥棒はその度に編集者になりすましたり、作家になりすまします。
なぜか、家主である作家までもが、お手伝いさんやゴーストライターのフリをするのです。

作家と泥棒の関係は、被害者と加害者。
であるのに、作品を書けずに苦しむ作家に、再び書く力を取り戻させてくれた泥棒。そして最後には、加害者である泥棒が、被害者である作家の借金をチャラにすべく、金貸しのオフィスに借用書を盗みに行くぞ!
というところでお話しは終わります。

舞台コメディのストーリーというものは、とんでもない方向へ展開していくものです。
「あり得ない~~~」と叫びながら、気がつけばバカ笑いしています。
決して「んなワケ、ないやろ・・・」と斜めにかまえてしまってはいけません。
コメディがコメディでなくなってしまうのです。
何も考えずに、素直に目の前で繰り広げられるオバカな展開を眺めるに限ります。

あり得ないほどの善人たちが繰り広げるこの類のお芝居は、どんな悪役達も、憎む事のできない人間味に満ち溢れています。
「性善説」を証明するがごとくのお話しに、観客はホッと安心を覚えるのです。
みんな、心のどこかで、そんな安心感を求めているのだと思います。

時には、難しいこと考えずにオバカなお話しに心を開放し、舞台から伝わってくる役者さん達の息づかいを肌で感じながら、バカ笑いしてみるのも良いものです。
舞台を見た直後のスッキリとした爽快感は、また次のおもしろい舞台に出会うことへの期待感へと変わっていきます。

会場を出れば、涼しい秋風が頬をなで、オバカな世界から現実の世界へと引き戻されます。
おっと、開放しすぎた心を、少し閉じておかなければ・・・

スポンサーサイト

«  | HOME |  »

2006-09

プロフィール

 

★さっち★

Author:★さっち★
京都のさっちでございます。
おなじみ「ピンクのぶた」!
幸せのおすそ分け、したりされたり・・・
という思いで、昔と同じ
【Glucksschewein】です。

 

最新の記事

最近のコメント

カテゴリー

全ての記事を表示する

月別アーカイブ

リンク

メールフォーム

 

名前:
メール:
件名:
本文:

 

ブロとも申請フォーム

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。