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一生に一度

王監督の手術が無事に終わり、やれやれ、よかったよかった、と思ってる方々が日本中にいらっしゃることと思います。
あたしは、別に野球に興味があるわけではありませんが、子供のころから、なんとなく王さんは偉大な人だったので、やはり、よかったよかった、と思う一人です。

そして、約2ヶ月半前の出来事を思い出しています。

今年のゴールデンウィーク、あたしは一生忘れることのない体験をしました。生まれて初めて入院し、生まれて初めて手術をしました。

王さんのように大変な病気ではなかったのですが、ここ数年、そいつが悪さするために体調がすぐれないことも度々ありました。なので、意を決して切ってしまうことにしたのです。

大した病気ではないといっても、手術は手術。あたしの場合はスパッと開腹いたしましたもので、大きな傷ができてしまいました。おかげで、今までに一度も身につけることのなかった「ビキニ」ってやつ、一生身につけることもなく終わる事になりそうです。

手術の前日には、あれやこれやの準備がいろいろとあるものです。「二度とこんなこと嫌やわ~」と思うようなあんなことやらこんなこともあり。当日の朝も、バタバタのうちに手術室へ運ばれていき、あとはまな板の上の鯉ってやつですね。

今回の事で知ったことは、あたしは痛みに弱い!
というか、普通の人と感じる痛みが違うらしいことがわかりました。

手術を決意するまで、月に一度の注射による薬物療法も試していたこともあるのですが、その注射、筋肉注射ってやつですね。「これ、痛いですけどがまんしてくださいね」と毎度、毎度、看護士さんに言われるのですが、あたしはケロリとしていました。「男の人でも、うなり声をあげはるんですよ」と言われても、痛くないものは痛くないんです。

そういえば、年に一度の定期健診、バリウムを飲んで胃の検査をする時、胃の動きを止めるための注射を打ちます。これも筋肉注射で一般的には痛いと言われています。が、いつもあたしは、ケロリとしています。

朝の9時からの予定の手術の直前、8時に胃の動きを止める筋肉注射、8時半に軽い麻酔作用のある筋肉注射、「痛いけどがまんしてください」と予め知らされていたのですが、これも両方ケロリ。

「さっちさんは痛みに強いみたいやね。これなら手術の後も大丈夫やね、きっと!」と看護士さんに言われ、イェ~イとやっちゃんにピースサインを残して運ばれていったのです。

2本目の注射がかなり効いていて、手術室に入った時はすでに意識が朦朧としていました。
が、しかし、硬膜外麻酔ってやつの注射、背中に打つのですが、意識が薄れているのにめちゃくちゃ痛い!「い゛~だ~い゛~~~」ってうなっていたことを覚えています。その直後、マスクをつけられ2、3度息を吸って・・・・気づいたら全て終わっていました。

病室に戻ったのは12時前、待っていてくれたやっちゃんに「もう仕事言ってもいいよ」と話したあと、うつらうつらと眠り、次に目が覚めた午後2時頃から、戦いが始まりました。

なんだか腰がだるい・・・いや、だるいじゃなくってこれは痛いんだ。いやいや、痛いどころの話しとちゃうって、めちゃくちゃ痛いっちゅうねん!
という感じで、胴体全部がどうしようもない痛みに包まれました。あまりの痛みで息がハァハァなってしまい、過呼吸のために手や足がしびれてきました。もう、何がなんだかわからなくって、パニック状態に陥っていました。

背中に通したチューブを通して痛み止めの薬を注入すると、ふぅ~とその痛みがやわらぎました。しかし、1時間するかしないかのうちに、またあの痛みがやってきます。痛み止めの薬の注入は、最低1時間以上経ってからでないと使用してはいけないということで、それからは時計とにらめっこ。あと15分のがまん・・・10分・・・1分・・・やっと注入できる!

こんな戦いが一晩中続きました。一睡もできないまま朝を迎え、翌日も戦いが夜まで続きました。

手術翌日にはすでにベッドを降りて、病室の中を歩く練習も始まりました。ベッドのまわりを行ったり来たりして、疲れて眠ってしまいたいと、心底思いました。だけど、夜に眠り薬をもらって飲むまで、眠る事はできませんでした。

「あらぁ、さっちさん、痛みに強いと思ってたけど、あかんかったねぇ。大丈夫、大丈夫、たまにはこんなに痛む人、いたはるのよ。すぐに楽になるから、もうちょっとがんばって!」と看護士さんに励まされるものの、もうグッタリ、どうにでもしてくれ・・・と天をうらみながら、薬の力でようやく一息つくことができました。

こんなにうるさく「痛い、痛い」っていうやつは、たまにしかいたはらへんのか・・・?なんであたしがその一人になってしまったのでしょう。

次の日、目が覚めてからも恐怖です。時計とにらめっこ・・・まだ痛みが来ない、まだ来ない・・・あれ?もう何時間?全然痛くない?昨日の悪夢のような痛みはいずこへ?

もちろん、普通に歩くことはまだできないし、寝返りの度に「い゛ででで・・・」とうなってはいたのですが、あのどうしようもない苦しみはウソのように消えていました。

これがあたしの【手術:2日間の戦い】です。
一生に一度でもうたくさん!二度とあんな思いはしたくありません!

が、元通りの生活を送っている今にして思えば、良い経験だったと思います。いつも傲慢に生きているくせに、「ごめんね」「ありがとう」って何十回、何百回と口にして看護士さんたちのお世話になったのです。あの感謝の気持ちは、忘れてはいけませんね。

王さん、今日で2日目。手足がしびれるほどの痛みに苦しんだはる頃なのでしょうか。それともほとんど痛みを感じずに済んだ人だったのでしょうか。
一日も早く回復されますように・・・

えらい長い文になってしもたなぁ。。。

コメント

お気持ち分かります

痛みに耐えなければならないって、本当に辛いと思います。
僕は尿管結石になったことがあって、これが物凄い激痛なんですよ。
「目が覚めてからも恐怖です。時計とにらめっこ・・・まだ痛みが来ない、まだ来ない・・・あれ?もう何時間?全然痛くない?昨日の悪夢のような痛みはいずこへ?」→この気持ち、とてもよく分かります。
また、僕の場合は、夜が来るのがとても怖かったです。
何はともあれ、健康第一ですよね。v-410

こんばんは!
尿管結石、あれも痛いらしいですね~
経験した友達に話しを聞いたことがありますが、想像しただけでもうぅ。。。。ってなってしまいそうですわ。

ほんと、健康が一番!
それだけを自慢に○十△年生きてきたのですが、最近はアチコチにガタきてます。。。
やぁねぇ、ほんまに。
健康に感謝して、大事にしなあきませんね♪

こんにちは

うわぁ~私は手術経験が無いのでドキドキ☆
術後の経過も人によってさまざまなんですね。
私も小学生の頃、周りの子供たちのスターだったので
気になりますが、順調なようで良かったですね。

さっちさんはこの前マスターに入られたんですね。
私はパン、お菓子とも2年前に卒業してライセンスをいただきました。
お菓子のコラムをしている他はこれを活かすことは出来ていませんが
家でたびたび作っています(^_^)

お久しぶりの照り焼き!(笑)

私は、実は幸いに、まだ入院も手術も体験がありません。
だから実際に、入院されている方の本当の辛さって、
やはり分かってあげること出来ないんですよね。

でも分かっているのは、
私の場合、入院とかしたら、
めちゃくちゃ我侭になって、
妻には迷惑かけるだろうなぁ・・・ということ(笑)

私ももう二年で50、
やはり自分の体には気を使うようになりました。
もう無理はせず、ボチボチと歩いています。
昔からそうだったかもしれませんが(笑)

私も出産でも入院経験しかなく何と言ってよいのか分かりませんが
大変な経験だったのですね。
でも無事終えて、今はお元気なのですか?
術後の管理って大変なんでしょうね。どうぞお大事になさってください。

★お越しやす~!★

>はなさん
術後の経過は、ほんとに人それぞれ違うみたい。翌日から、何事もなかったかのようにケロリとしてる人もいるかと思えば、あたしのように大騒ぎするうるさいヤツもいるし!
手術のあと2週間入院して、その後1週間仕事休んで、無事復帰!
でも、退院してから1ヶ月もお休みする人もいるとか・・・
そんなに休んだら、脳がウニになってしまいます~~~

2年も前に卒業された大先輩ですね!
ライセンス取ったら何かに活かせるかなぁ~なんていう思い、ないこともないんですが、結局家で作って食べて、おしまい!になるやろなぁ、あたしも。。。
もしパン屋さんかケーキ屋さんを開く計画があれば、是非誘ってください~♪


>Tasaki。さん
お元気そうでなにより、なにより~~~
せんせぇ、入院にもギター持参で? お庭でライブ?
これまた、やかましい患者やなぁ~~(笑)

ところで・・・「お久しぶりの照り焼き!」・・・・
ん~~~~意味わからへん~~~
これ、宮崎で流行ってますのん?


>シュナままさん
ご心配、ありがとうございます。
そりゃぁ、もぉ、あぁた、どえらい体験でしたよ~・・・・って痛かっただけですけどね!
今はね、まだ2ヶ月半ですけど、すっかり元気ですよ。
ただ、3ヶ月間、傷口にテープ貼っとけって先生に言われて貼ってたんですけど、これがかぶれてかゆい、かゆい!
先生に「かゆいんです~~」って言っても、「これくらい大丈夫!貼っといてや~」と言われる始末。
で、反抗してはずしてしまいました。次病院行くときには、ちゃんとまた貼っておきますけどね(笑)

うわ~、読んでて痛いのがなんとなく
伝わってきそうです~。
カウントダウンしてるところ、なんかわかるな~。

うちの母が何年か前に手術したとき言ってたのは
「だんだん色んな事が我慢できなくなる」でした。
痛いのとかしんどいのとか、そういうことだったのかなぁ。

わたし、きっと痛いのに弱いと思う・・・

あっ、

ぶりの照り焼き
・・・・「鰤の照り焼き」って、いうことで・・・・それだけです(笑)

お越し~~

>みずいろちゃん

痛いの、伝わった?(笑)
お母さんのそのことば、
「だんだん色んな事が我慢できなくなる」
まさにその通りやわ。
あたし思うねんけどさぁ。。。
あなたは案外、痛みに強い!(笑)

>Tasaki。さん

いやん! そうやん、そうですやんねぇ~
あたし、なんかボケてたんかなぁ~
真剣に考えてしまってたし。。。(苦笑)
なんか、はじゅかしい~~~!!

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Author:★さっち★
京都のさっちでございます。
おなじみ「ピンクのぶた」!
幸せのおすそ分け、したりされたり・・・
という思いで、昔と同じ
【Glucksschewein】です。

 

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